ドローン関連ソフトウェア事業を展開する株式会社CLUEは、2024年11月28日、内閣府主催のイベント「マッチングピッチ2024」に登壇し、ドローンを活用したDX支援サービスをテーマに発表いたしました。
■ マッチングピッチ2024とは
「マッチングピッチ2024」は、スタートアップの皆様がお持ちの製品やサービスを省庁・自治体職員に周知することに加えて、スタートアップの皆様と省庁・自治体職員が交流を深め、マッチングの機会を創出することを目的としています。
本イベントではスタートアップ企業がピッチ登壇およびブース出展を行い、有する新技術や革新的なビジネスモデルなどを紹介します。
イベント概要:
https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20241101matchpitch.html
イベント当日は約20社のスタートアップと、スタートアップ企業との協業に意欲的な約10自治体が登壇し、スタートアップ企業や自治体の関係者の方々を迎えてピッチを行いました。
■ ピッチへの登壇
「インフラ点検の課題解決を加速する、ドローンを活用したDX支援サービスの紹介」をテーマに発表を行いました。ドローンを活用した遠隔点検システムと、ドローン画像をAIで解析してひび割れや損傷を検出する機能を組み合わせることで、自治体やインフラ点検業界における生産性向上や働き手不足の解消に寄与する可能性についてご紹介しました。
■ ブースでの展示
登壇企業による展示ブースが設置され、参加者同士での交流の場が儲けられました。
スタートアップ企業やパブリックセクターの職員が、互いの取り組みに関する意見交換や協業に向けた話し合いが行われました。
展示ブースには、内閣府でスタートアップ政策を担当されている城内実内閣府特命担当大臣、辻清人内閣府副大臣もお越しになりました。CLUEの提供するDroneを活用したDX支援サービスの内容や意義についてご説明し、将来的なドローンやAIの発展や各省庁自治体での活用の期待についてご意見をいただきました。
■ Droneを活用したDX支援サービスにおけるインフラ点検や防災分野の取り組み
CLUEはDroneRooferなどのサービスとドローン活用の知見を活かして、自治体と協業してドローンを活用したインフラ点検の効率化、防災・災害復興への活用の促進などの取り組みを行なってきました。
インフラ点検領域においては、ドローンを活用した橋梁点検の支援、点検中の映像や画像を遠隔地とリアルタイムに共有して行う遠隔点検の実証を実施し、自治体と点検を行う事業者様の連携強化と課題解決を支援いたしました。
また、防災や災害復興における官民連携・DX化の社会要請がされる中、防災・災害復興活動におけるドローンの活用の促進はCLUEが果たすべき社会的責任と捉えており、「防災DX官民共創協議会」への登録と「防災DXサービスマップ」へのDroneRooferの掲載を実施しました。
2024年10月にはAI特化型研究組織「Drone AI LAB」を創設し、ドローン活用との親和性の高い画像解析技術の研究とサービス開発を促進しており、点検データの効率的な活用やAIによるひび割れなどの異常の自動検知の実現に向けた開発を進めています。
ドローンを活用したDX支援サービスは、ドローンと様々なテクノロジーを組み合わせることで、省庁・自治体やインフラ点検に関わる事業者の皆さまがかかえる課題の解決に貢献します。
【省庁・自治体との取り組み事例】
①「ドローン遠隔点検システム」を活用した橋脚点検でのドローン活用の支援(東京都のDX推進支援事業):
https://corp.t-clue.com/news/dx_scrum_team_poc
②自律型ドローン”Skydio2”を活用した橋梁点検:
https://corp.t-clue.com/news/bridge-inspection_skydio2
③デジタル庁「防災DX官民共創協議会」に参画し、DroneRooferが「防災DXサービスカタログ」に掲載:
https://corp.t-clue.com/news/bosai-dx
■ ドローンを活用したDX支援サービス
建設業界向けのソフトウェア開発・サービス展開を行ってきたドローンの専門家として、産業用ドローンの導入・活用支援、ドローンを活用したDX化の実現に向けた検証・プロジェクト支援、そして業務定着・定着後のサポートまでワンストップで対応いたします。
防災・災害復興において解決したい課題があり、ドローンで実現できるかどうかを検証してみたい、ドローンを活用するアイデアはあるがどのように進めたらいいかわからないといった企業・自治体様をご支援いたします。
https://corp.t-clue.com/drone-dx
■ 「Drone AI LAB」の取り組み
近年、建設、点検、農業など様々な分野でドローンの活用が進む中、ドローンによるデータ取得プロセスの効率化や自動化、そして取得データの有効活用に対するニーズが高まっています。そこで、CLUEは2024年10月にAI特化型研究組織「Drone AI LAB」を創設いたしました。これにより、高付加価値なAI活用DX支援サービスを、より多くのお客様に提供できるようになりました。
「Drone AI LAB」では、主に以下の機能を担います。
・自社保有のドローン撮影画像や関連テキストを活用した、AI技術の検証および開発
・ドローン業務に生成AIを適用するための検証および開発
・DX支援サービスで得たAI開発・検証の成果を汎用化し、他業界への応用を検証
https://corp.t-clue.com/news/founding-drone-ai-lab
■ 株式会社CLUEについて
2014年8月22日設立。「ドローンが当たり前に飛び交う社会に」をビジョンに掲げ、建設業向けにドローンを活用したソフトウェアを展開。
業界特化型のSaaS事業として戸建て物件の屋根外装点検をワンタップで実現する「DroneRoofer(ドローンルーファー)」や建設現場のDXを推進する「ドローン施工管理くん」を提供。現場の声に基づいた直感的で使いやすいプロダクト開発とカスタマーサクセスを強みとし、製品導入後は当社のサービスを活用したドローンの業務定着を専門スタッフが手厚くサポートする体制を整えています。
また、産業用のドローンの導入・活用支援やドローンを活用したDX化の実現に向けた検証・プロジェクト支援、業務定着・定着後のサポートなどをワンストップで対応する「ドローンを活用したDX支援サービス」の提供や「Drone AI LAB」を創設しAI特化した研究開発体制の強化も行なっており、テクノロジーを用いた建設業界の課題解決に貢献しています。
■ 会社概要
会社名:株式会社CLUE
代表者:代表取締役 阿部亮介
設立:2014年8月
URL:https://corp.t-clue.com
お問合わせ先:support@t-clue.com