建設業向けにドローンを活用した屋根外装点検を実現するソフトウェアを提供する株式会社CLUEは、屋根外装点検アプリ「DroneRoofer(ドローンルーファー)」のユーザー様をお招きし、「DroneRoofer ユーザーフォーラム2024 in 東京」を2024年4月11日に開催いたしました。当日は100名を超える参加者に向けて、DroneRooferの今後の展望や活用事例の共有を行い、参加企業間の交流・意見交換の場として懇親会を実施しました。
本イベントの概要
DroneRooferユーザーフォーラムでは、DroneRoofer及びCLUEの展望や、DroneRooferを積極的に活用し、成功体験を持つユーザー様の事例、集客や業務効率化、データの可視化や分析といった建設業界に従事する方の多くが抱える課題を解決する方法を紹介いたしました。
オープニング 〜DroneRooferの歴史と未来をご紹介〜
弊社取締役榊原による開会挨拶では、建設市場の課題解決のためにプロダクトを作ってきた開発時のエピソードや「将来的にはDroneRooferだけで解決できる範囲でなく、個社ごとのあらゆる課題解決を目指し、ユーザー様のパートナーとして課題解決に取り組みたいという想い」を伝えさせていただきました。
執行役員開発部長柴山からはDroneRooferの開発遍歴や今後の展望などをお話ししました。現地調査における業務支援から、リフォーム・点検事業全体のサポートへ機能を拡張していく方針に沿って、飛行機能・積算機能・業務支援機能・赤外線ドローンの機体対応などそれぞれの観点でDroneRooferの未来をご紹介しました。
ユーザー代表者によるDroneRoofer活用座談会
その後のユーザー代表者による座談会では、「DroneRooferを活用し、自社の強みをどのように展開させてきたのか」を題目とし、DroneRooferを活用して分かったリアルな変化についてパネルディスカッションを実施しました。
登壇者は、有限会社アーネスト(埼玉県/塗装業)の代表取締役社長 市川史織様、石井瓦工業株式会社(長野県/瓦、リフォーム業)の執行役員 営業部長 前田豊様、峯岸工業株式会社(神奈川県/建築板金業)の代表取締役社長 峯岸政夫様の3名の方々でした。
DroneRooferを活用したことで、導入前から持っていた強みやこだわりを強化したり、集客に活かすことができた具体的な事例を共有いただきました。またその結果、どんな業務効率化の効果があったのか、競合他社やエンドユーザー・協力会社などのステークホルダーからの見え方がどう変わったかなど生の声をお届けいただきました。
3社とも違う業種、エリアで事業を行う方々が集いましたが、意外な共通点や相違点の発見があり、参加者にとって気づきのある座談会となりました。
建設業界が抱える課題の解決をより幅広く。RooferCloudの活用事例セミナー
続いて、当社が提供するもう1つのソフトウェアであるRooferCloud(ルーファークラウド)の活用事例として、神松建設株式会社(大阪府/リフォーム業)の代表 神谷康之様から業務効率化やデータの可視化についてお話しいただきました。「RooferCloudを活用することで、見逃していた案件や元請会社からの依頼数の変化に素早く気づきフォローができるようになり、会社全体としても時期別の件数や、会社別の依頼数を確認し会社全体の動きの可視化ができるようになった。現調済みの案件を最後まで追い切るだけでなく、そこから新たな現調を獲得できた」という話がありました。最後に「今後はデータの可視化を活かした集客戦略の立案にも活用していきたい」と展望を語っていただきました。
懇親会を通じて参加企業間の交流・意見交換
プログラム終了後は、軽食や飲み物を用意し、ユーザー様同士による懇親会を実施しました。商圏や業種などが近いユーザー様の交流が行われ、DroneRooferの活用に関する意見交換はもちろん、協力業者に向けた話し合いが行われるなど、大いに盛り上がりをみせました。
開催後のアンケートでは、「すぐに活きるノウハウが聞け、明日以降の業務に役立てたい」「新たな繋がりができ、今後の仕事にも繋がりそうだ」「DroneRooferの今後の展望にも期待ができる」といったお声を非常に多くいただきました。
今後も当社は、DroneRooferユーザー様の活用ナレッジの収集・蓄積はもちろん、ユーザー様同士の交流を深める場としてオンライン/オフラインを問わずイベントを開催し、建設業の活性化につなげてまいります。
■DroneRooferについて
DroneRooferは、画面タッチの簡単操作で安全にドローンの操縦を行うことができるiPadアプリです。またアプリのほか、点検業務に必要となるドローン本体、保険、iPad、飛行許可、アフターサービス等をパッケージにして提供しており、誰でも簡単にドローンを使った屋根外壁点検ができるようなサポートをワンストップで実施しています。
屋根外壁点検の現場の声を元に開発されたDroneRooferは、サービス開始以来、顧客の課題に紐づいた新機能の開発や充実したサポート体制をご評価いただき、全国の屋根外装工事事業者、リフォーム会社、ハウスメーカーを中心に、急速にユーザ企業を拡大しております。
公式サイト:https://www.drone-roofer.com/
■RooferCloudについて
RooferCloudとは、屋根や外装の点検・リフォーム業務をスマートに実現するための、案件管理、積算、報告書作成、見積書作成等が全て簡単に実現できるオールインワンのクラウドアプリケーションです。事務作業の省力化や質の高い提案を実現するだけでなく、業務の分業化・標準化や、データ可視化に基づいた事業判断や施策検討も支援します。また、DroneRooferの案件情報や写真データも自動で反映されるため、DroneRooferを利用した業務の効率を更に向上させることができます。
公式サイト:https://lp.roofer-cloud.com/
■株式会社CLUEについて
2014年8月22日設立。「ドローンが当たり前に飛び交う社会に」をビジョンに掲げ、建設業向けにドローンを活用したソフトウェアを展開しています。業界特化型のSaaS事業として戸建て物件の屋根外装点検をワンタップで実現する『DroneRoofer』や建設現場のDXを推進する『ドローン施工管理くん』を提供しています。現場の声に基づいた直感的で使いやすいプロダクト開発とカスタマーサクセスを強みとし、製品導入後は当社のサービスを活用したドローンの業務定着を専門スタッフが手厚くサポートする体制を整えています。また、産業用のドローンの導入・活用支援やドローンを活用したDX化の実現に向けた検証・プロジェクト支援、業務定着・定着後のサポートなどをワンストップで対応する『ドローンを活用したDX支援サービス』の提供も行なっており、テクノロジーを用いた建設業界の課題解決に貢献しています。
※各サービスの詳細は以下のリンクをご参照ください。
・DroneRoofer:https://www.drone-roofer.com/
・ドローン施工管理くん:https://www.drone-sekoukanri.com/
・ドローンを活用したDX支援サービス:https://corp.t-clue.com/drone-dx/
■会社概要
会社名:株式会社CLUE
代表者:代表取締役 阿部亮介
設立:2014年8月
URL:https://corp.t-clue.com
お問合わせ先:support@t-clue.com