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2017年5月15日、西アフリカのガーナで資源庁や現地の国会議員と連携して金の違法採掘の撲滅に向けて進めていくことをお知らせいたします。

ガーナでは金の違法採掘から発生する自然破壊と水銀での公害が大きな社会問題となっており、これをCLUEではドローンを使って解決していきます。

■違法採掘とは
2001年に1オンス、250USドルだった金の価格は10年で1オンス1,600USドルまでに高騰しています。これにより金の違法採掘が加速しています。

違法採掘は森林伐採等環境を破壊するだけでなく、金の精錬を目的に違法に使用されている「水銀」で地域住民の公害が発生するため問題となっています。

水銀は容易に入手可能で金精錬によく使われる毒性金属で、摂取すると中枢神経や脳に損傷を受けときに死に至る場合もあると言われています。

金と結びつきやすい性質を持つ水銀を使用したアマルガム法という方法で現地の違法採掘者は金を抽出しており、使用された水銀はそのまま川や湖に不法投棄されています。これが公害の原因となっています。

日本の水俣病の原因は長期間にわたって排出され続けた工業廃水中のメチル水銀で、被害者は数万人に及び、うち約2000人が死亡しました。これと同じ状態がいまアフリカのガーナでも起こっています。
そのためガーナでは STOP GALAMSEY運動が盛んに行われています。(GALAMSEYとは現地の言葉で「違法採掘の意味」)

ガーナ政府では2017年に違法採掘に向けた方針を発表し、違法採掘を国家における重大な社会問題と位置づけました。今回CLUEでは資源庁や現地の国会議員(chairman of natural resource committee)と連携してこれをドローンで解決していきます。

■ドローン×違法採掘
金はアフリカの広大な森の奥地で違法に採掘されています。採掘現場や違法採掘者が住居とするキャンプを直接発見することができれば取り締まりが可能です。

しかし険しく広大な森のため警察が歩いて探すのは困難、飛行機の場合は高度が高すぎて発見が難しく、ヘリコプターだと費用が高くて継続して利用することが困難です。

一方ドローンは上空から写真撮影が可能です。更にその写真に位置情報が付いているため違法採掘現場も容易に特定することができます。燃料も必要なく電気で飛行が可能のため、ヘリコプターなどと比較して低価格で確実に違法採掘を見つけることが可能となります。

今回CLUEはガーナ政府と共に、ドローンで上空から違法採掘の発見を目指します。

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