不動産物件点検
ドローンが維持する建物の健康
問題の早期発見は、資産の寿命を伸ばします。
CLUEの事例紹介

実施日 | 2016年10月6日 (木) |
実施時刻 | 15:50 ごろ |
使用機体 | Phantom 4 |
内容 | 屋根の点検 |
所要時間 | 10分以内 |
納品物 | 画像 / 動画 |
屋根の上に問題が発生していそうな疑いのあるときに、その状態を確認することは容易ではありません。地面からでは屋根の上を確認できないため、屋根の上に人が登る必要があります。高所作業となるため細心の注意が求められ、また屋根は傾斜していることも多いので危険が伴います。
上記の事例は、屋根の上の物体の状態を点検したものです。屋根の上のネジに緩みがあり、部品の安定性に疑問がありました。ネジの締まりに問題がなければ屋根に登って修理を行う必要がありませんが、それを知るために屋根に登る必要があるというジレンマがありました。
CLUEはドローンを使用して部品の状態を点検し、物体が安全に固定されていることを確認しました。ドローンを使用した点検では、作業者に危険が及ぶ心配がありません。足場を設置したり、遠方から望遠鏡で確認したりするよりも効率的で、詳細な情報の詰まった画像を撮影できます。
サービスの特徴

ドローンを使用して点検をしている様子
導入が進むドローンの商業利用
ドローンは様々な場面で活躍するパワフルな産業用ロボットです。従来、人間が実施していたことが原因で発生していた課題を克服します。
空撮用途の空飛ぶカメラという側面がドローンにはあります。しかしドローンの技術は急速に進歩しており、「ドローンでできること」はまさに日進月歩で増えています。センサーの冗長化、飛行制御アルゴリズムの高度化、モーターを始めとする出力部品の強化、それに伴うペイロードの上昇などにより、今ではドローンは点検ツールとして非常に有用です。
CLUEに依頼する理由
多機能なロボットであるドローンには、多機能であるがゆえの制約がつきまといます。複雑な仕事を専門家に依頼することは合理的です。
産業用ドローンを扱う人に求められることは極めて多様です。十分な操縦の習熟、正しい法規制の把握、カメラやセンサーの特性の理解、適切なデータ処理の知識など枚挙に暇がありません。例えばCLUEは人口集中地区での飛行許可を国土交通省から取得しているためドローンを飛行させることができますし、ドローンの飛行の特性やカメラ・センサーの特性に明るいため、安全な飛行計画をご提案できます。

道路から飛び立つドローン
幅広い対象
データの活用
ドローンは上空から点検対象を撮影し、価値のある画像を取得します。
それらの画像を特殊なソフトウェアで処理することで、より活用しやすいデータを取り出すことができます。